神様が導いた運命の出会い。

持病の股関節疾患でリハビリ通院を始めて、今年の夏で9周年を迎える舞姫ですが、当時から現在に至るまでお世話になるのは、理学療法士O先生。先代の日記でも幾度となく取り上げてきたので、常連の来訪者さん達にはすっかりお馴染みですよね。9年前、この整形外科を訪ねて初めて彼からリハビリ指導を受けた日のことを、いまも舞姫は鮮明に記憶しています。

診察を終えた舞姫が、待合室からガラス越しに見えるスポクラの如く設備が充実した立派なリハビリ室に感嘆していたところ、目の前に現れたのは舞姫を担当することになったという20代半ばの白衣の青年。さっそくリハビリ室の片隅にあるベッドへと導かれ、まず問診&触診が行われることになった舞姫でしたが、その青年は何の躊躇もなく舞姫の股関節を手で掴んで、「○○(←舞姫の苗字)さんの場合は、ここがね…」と、平然とした顔で説明を始めました。唐突にきわどい箇所へ触れられて、さすがに舞姫も一瞬戸惑いましたが(汗)、そんな舞姫の気持ちなど察することなく、表情ひとつ変えずリハビリ指導を進めていく彼の姿を見て、咄嗟に「この人は、舞姫を“患者”ではなく“物”だと思っている」と直感した。20代半ばの青年が、40過ぎのオバちゃんの股関節を平気で触れる筈がない。

よくよく考えてみたら、相手の身体に触れなければ指導できないことなど、長年のダンス経験で舞姫は既に知っていた筈。けど、何故か当時の舞姫は彼を疑ってしまったのです。これには、根拠がありました。もし舞姫が彼の立場だったら…自分よりも遥かに年上の加齢臭プンプン状態のおっさんの股関節など、どんなに大金積まれても絶対に触りたくない…と言うか、触ることはおろか半径1m以内に近寄られるのですら嫌だ。けど、もし、それでも嫌な患者のリハビリ指導をどうしてもしなければならないとしたら…その患者を“人間”ではなく“物”だと思ってしまうしか方法はない。そういうことを考えていたら、「20代半ばの青年が、40過ぎのオバちゃんの股関節を平気で触れる筈がない。→私を“物”扱いしている」…という図式が、当時の舞姫の脳裏に自然と描かれてしまったわけです。

舞姫がそんな憶測を描いていることなど知る由もなく、その後も坦々とリハビリ指導を進めていく彼でしたが、しげしげと問診票に目を通して舞姫がジャズダンスを嗜むことを知ると、レッスン状況や今後の予定など詳しく尋ねてきました。ちょうど当時スタジオでは毎年恒例の発表会の稽古中だったので、そのことを彼に話すと、「じゃあ、モチベーションを上げてがんばりましょう!」…そう強い口調で話す彼の瞳は、しっかりと舞姫の瞳を見据えていました。もしや、こいつ意外と“できる男”かもしれない…そんなことを予感させた一瞬でありました。かくして、週1くらいのペースでのリハビリ通院を勧められた舞姫は、まずは彼の“お手並み”を拝見しようという気持ちも手伝って、この整形外科へしばらく通うことにした次第でした。

「こんな青年に、何ができる?ダンスのことなんか何ひとつ判らないくせに」…親子ほども年齢差がある若い理学療法士を、ある意味“上から目線”で見ていた当時の舞姫でしたが、予測に反してこの青年はとんでもない“曲者”だった。まるで読心術でもあるんじゃないかと思われるほど図星な指摘の数々は、当時既にダンス歴18年だった舞姫のプライドを悉く打ち砕いた。そして、姿勢や所作・歩行法から、普段のトレーニング法やコンディショニング法に至るまで、舞姫はこの青年の指導のもとで基礎から叩き直す羽目になった。リハビリのことなど右も左も判らなかった舞姫にとって、この通院は新鮮な刺激の連続だったけど、ここへ通って彼の熱心な指導を受け続けるうちに、とにかく当時の直感“ハズレ”だったことだけは充分理解できた。患者を“物”扱いするような者に、こんな指導ができる筈がない。

程なくして、患者としての症状改善のための“治療”とダンサーとしての“スキルアップ”とを“連結”させる“スポーツリハビリテーション”の魅力の虜となっていった舞姫でしたが、このリハビリ室で得られる知識や情報の数々は、ダンサーとしての身体作りにも役立つことばかりでした。熱心な彼の指導は、“大儀”を絵に描いた如くの横着者だった舞姫を大きく変貌させました。怠け者の舞姫が、自宅の居間でもコンスタントにリハビリに励むようになるなどと、いったい誰が予測しただろう?スポーツ選手が大切な試合に備えて行う“ピーキング”(Peaking)と呼ばれる調整法の技術を舞姫に伝授したのも、彼だった。リハビリ“身体”だけでなく“心”も鍛えてくれることも、彼から学んだ。

「そのハンディを承知でダンス続けるって決めたのは、○○(←舞姫の苗字)さん自身なんだから!」…そう言って彼はいつも舞姫に“コンディショニングの上級者”を志すことを要求してきます。一介の患者に過ぎない舞姫に、なぜそこまで熱意を注ぐ?と逆に疑問を抱くことはあるけど、彼の望みを舞姫は叶えたいと思っています。まずはお手並みを拝見しよう…などと思って“上から目線”で彼のことを見ていた当時の舞姫は、のちの舞姫が彼のことを“Twitter”で密かに“鬼の某PT”と呼ぶようになるなどと予測もしなかったでしょう。リハビリ通院を始めて9年目を迎えた現在、既にレギュラークラスを退いて金曜フリースタイルクラスへと移った舞姫は、もう舞台に立つことはなくなってしまったけど、神様が導いた運命の出会いのおかげで、いまも舞姫は無理のない範囲で地道にダンスを続けるに至っています。感謝。(-人-)

今更ながら、自己紹介めいたお話を…。(^^;)

ブログを開設して数日が経過しましたが、未だ要領を得ず七転八倒するアナログ人間の舞姫です(汗)。ところで、「舞姫とは、何者だ?」というかたも、おられるかと思いますが、いえ怪しい者ではございません(笑)。ジャズダンスが大好きな、どこにでもいるごく普通の高齢OLです。

先天性の股関節疾患を抱えておりますが、未手術リハビリしながらダンスを続けています。自己紹介については、このブログのプロフィールにも簡単に記しておりますが、きょうはこの記事にも舞姫の自己紹介めいたお話を、ざっくり綴ってみたいと思います。♪


●ブログ『舞姫のお気楽日記』について。

お恥ずかしながら、ホームページ運営歴12年にして、ブログ初心者でございます(汗)。ブログ開設の経緯についての詳細は、前記事をご一読頂きたいのですが、もともと舞姫はブログでない簡素な形式の“レンタル日記”を長年に渡って愛用しておりました。ただ、このほどレンタル日記の管理サイトから、サービス終了の旨のお知らせを頂きまして、致し方なく日記を移転することに。

当初は、先代の日記と似たような形の“ブログでないレンタル日記”への移転を希望していたのですが、あいにく気に入った形のレンタル日記が見つからなかったので、日記の移転先として「JUGEMブログ」を選び、遅まきながらブログデヴューを果たした次第でした。

なにせ“ブログ初心者”ですし、まだまだ判らないことがたくさんあるので、当分の間は試行錯誤しながらの運営で来訪者のみなさんにもご迷惑をお掛けするかと思いますが、どうかご容赦を(汗)。そのうち徐々に慣れてきたら、自分好みのカスタマイズなども少しずつ施していきたいと考えていますので、不器用な舞姫のブログへの挑戦に、ぜひご注目頂ければ幸いです。

なお、テキスト文書メインだった先代の日記のシンプルな形式をなるべく継承したかったのと、スパムや荒らし・炎上などの対策が面倒だったのもあり、コメント欄は設置していません。お手数ですが、舞姫へのコンタクトを希望されるかたは、こちらからお願い致します。m(__)m
『管理人へのメールは、こちら。♪』


●メインサイト『薄野の舞姫』

舞姫が運営するホームページです。大好きなジャズダンスや演劇の話題を、いっぱい詰め込んだホームページを作りたい…そう思って、2005年に開設したこのメインサイトが、もともと舞姫のネットライフの主軸でした。

ただ、開設から12年の時を経て、この間ネットユーザーを取り巻く環境も様変わりしていきました。ネットを使った情報発信の主流は、ブログSNSへと移り変わり、当の舞姫本人も6年ほど前から始めた“Twitter”へとネットを使った交流&情報交換の中心が移ってしまって以降は、さすがにメインサイトの更新頻度も少なくなりました(汗)。

じつは、長年お世話になるプロバイダのホームページ公開代理サービスからも、2017年10月まででサービス提供を終了する旨の知らせを既に頂いていて、当初はこれを機に閉鎖も考えたのですが、長年地道に運営を続けてきた愛着あるホームページですし、幸いプロバイダのサポートでも移転作業を手伝ってくださるとのことなので、いまは地道に継続していく方向で、秋までの移転に備えて少しずつ準備を進めているところです。

※2017年5月7日(日)追記
無事に移転を果たしました。この記事中のURLも訂正済みです。♪


●『舞姫の股関節のお話 〜“臼蓋形成不全”について…』

先述のメインサイト内に設置する、舞姫の股関節疾患ページです。股関節の持病が発覚したのは、メインサイトを開設してから3年後の2008年のことでした。幸い、信頼できる医療機関との出会いに恵まれた舞姫は、リハビリ通院を始めると同時に、メインサイトにも股関節疾患のページを設置。

ちなみに、疾患発覚当時はネットで調べても上位検索されるのは小難しい医療系の専門サイトばかりで、だったら患者の視点で判りやすい解説サイトを自分で作ってしまおう!…と思ったのが、股関節疾患ページ作成のきっかけでした。

設置した当時は、少ないコンテンツだけで始めたページでしたが、リハビリ通院を通じて主治医Y先生&理学療法士O先生から学ぶ知識や情報をもとに、股関節疾患ページのコンテンツも徐々に増えて内容も充実させることができ、多くの同病者さん達から支持を頂くようになり、現在では疾患名だけでどこの検索エンジンでも上位検索されるほどになりました。

無論、メインサイト閉鎖を思い留まらせたのは、この股関節疾患ページの存在でした。たくさんの同病者さん達から支持を頂いてきたコンテンツなので、このままネットの世界から消えてしまうのは惜しいと思ったわけです。一介の患者に過ぎない舞姫が作った拙いページですが、これからも微力ながら同病者さん達のお役に立てるのなら、舞姫も嬉しいです。♪


●ダンスについて。

今年でジャズダンス歴27年目になります。かつては舞台にも積極的に立っていたのですが、股関節疾患うんぬんを抜きにしても、もういい加減に歳も歳なので(汗)、1年ほど前の“50歳シーズン”達成を機に、舞台活動の中心を担うレギュラークラスを引退して中級クラスへと移り、現在は無理しない程度に週1回のレッスンを楽しんでいます。

数年ほど前までは、クラシックバレエのレッスンへも通っていたのですが、現在はジャズダンスのみに専念しています。バレエから離れたのは、持病のある股関節への負担軽減の目的も勿論ありますが、それだけじゃないです。不器用な舞姫に“二刀流”は無理と判断したんです。股関節疾患を抜きにして考えても、おそらく残り少ないであろうダンスライフ、大好きなジャズダンスに捧げたい…そう思って、舞姫は2本の刀のうちの1本を手放すに至りました。

ちなみに、持病の股関節疾患が発覚したのは、レギュラークラスの一員として積極的に舞台に立っていた頃で、多くの医療者がスポーツ継続には否定的な先天性&進行性疾患の発覚に、当時の舞姫も正直うろたえましたが(汗)、大好きなジャズダンスを諦めずに続けたいという思いが、リハビリへのモチベーションへとつながったことは、言うまでもありません。

リハビリ通院で学ぶ知識技術・ノウハウなどは、ダンサーとして舞台人としての身体作りにも役立つことばかりで、主治医Y先生&理学療法士O先生の理解&協力もあって、股関節疾患を抱える舞姫も高齢の域に達するまで舞台に立ち続けることができ、そして舞台を退いた現在も、無理のない範囲で地道にダンスを続けるに至っています。

メインサイトにも、舞姫の舞台に関する記録を掲載するページを設置しています。既に舞台を退いてしまった現在では、更新の機会も殆どなくなってしまいましたが、ご興味のおありのかたは、お気軽にお立ち寄りください。♪
『舞姫の舞台情報』


そんなわけで、なにせ筆まめなもので、ざっくりと言いながらも長文になってしまいましたが、どうかご容赦を(汗)。ただ、このブログを初めて訪ねて「舞姫とは、何者だ?」と思われたかたも、この記事で概ね把握できたのではないかと思います。こんな舞姫でよろしければ、これからもお付き合いの程。(^^;)


※愛用のジャズシューズ。ちなみに、靴紐として使っているのは、髪の毛を縛るゴム紐。これだと着脱が簡単にできて、しかも紐が解ける心配もないので、とても便利。♪

ついに、禁断の“ブログ”へ移転。

唐突ですが、このたび日記を移転しました。お手数ですが、先代の日記へ直接リンクやブックマークなどされているかたは、URLの変更をお願い致します。なお、旧日記につきましては、2017年5月いっぱいで自然消滅しますので、ご了承ください。m(__)m

日記移転の経緯について。数日ほど前のことですが、これまで愛用してきたレンタル日記の管理サイトから、1通のメールが届きました。利用者の減少が著しく、サービスを継続することが困難な状況のため、レンタル日記のサービスを5月いっぱいで終了するとのこと。シンプルで使い勝手が良く、アナログ人間の舞姫もとても気に入って使ってきたので残念ではありましたが、致し方なく移転の準備に取り掛かることにした次第でした。

ということで、まずはネットで情報収集から始めることに。可能であれば、なるべく先代の日記と近い形の“レンタル日記”で気に入ったものを見つけ出したかったところですが、「無料 日記」等のキーワードで調べてみても、上位検索されるのは“ブログ”ばかり。違う。舞姫が欲しいのは“ブログ”じゃない。あくまで、シンプルな形式の“レンタル日記”である。ただ、あれこれキーワードを工夫しながら検索を続けてみても、やっぱり上位抽出される大半はブログばかり。ごく僅かに残る“ブログ形式でないレンタル日記”の管理サイトを訪ねてみても、いまいち機能やサポートが充実していなかったり、あるいは既にデッドリンクだったりで、舞姫が理想に思い描く使い勝手の良いシンプルな形式の“レンタル日記”は、なかなか見つかりません。さて、困ったゾ…orz

ブログSNSがネットユーザーの情報発信ツールの主流の現代、いまどき時代錯誤も甚だしい“ブログ形式でないレンタル日記”に、なぜ舞姫がこだわるのかという話については、先々代の日記にまで遡ります。いまから10年以上も前、メインサイトを開設して間もない当時に愛用していた先々代の日記は、一般的なブログには当たり前の如く備わっているコメント機能カレンダー機能なども何もなかったことは勿論、画像掲載の機能すらなく、ただただテキスト文書をずらずら並べるだけの至って簡素な形式のレンタル日記でしたが、そのぶん操作法も簡単だったこともあって、アナログ人間の舞姫に最も適したツールで、当時の舞姫も快適に愛用しておりました。

ただひとつ、先々代のレンタル日記で難点だったのは、1記事の文字数制限2,000文字までだったこと。筆まめな舞姫なので、あれも書きたい、これも書きたい…と、たくさん詰め込んでしまうと、文字数制限をオーバーしてしまうことも度重なり、どうにか制限内に抑えられるよう編集に苦心することも多かったことを記憶しています。ただ、3年前に移転した先代の日記は、1記事の文字数制限も50,000文字までOKと、先々代の日記よりも格段に増え、筆まめな舞姫も文字数制限に縛られることなく、話したいこと伝えたいことを好きなだけ思う存分書き綴ることができる快感を満喫しました。

じつは、先代の日記にはブログのようなカレンダー機能やコメント機能などもあり、やろうと思えばブログに近い外観にカスタマイズすることも可能だったのですが、長年気に入って愛用してきた先々代の日記に、なるべく外観や使用感など近いものにしたいという思いもあり、ブログくさい匂いのする機能は一切使わず、先々代の日記に近い外観に自分でカスタマイズを施し、これまで通りシンプルなテキスト文書をメインとする日記を引き続き貫いてきたという経緯がありました。

だから無論こんどの移転先も、愛着ある先代&先々代の日記になるべく近い形の“ブログ形式でないレンタル日記”にしたかったのですが、あいにく方々探してみたものの、気に入った形のレンタル日記は見つからず、舞姫の日記移転はすっかり座礁に乗り上げてしまいました。ただ、約2ヶ月後には日記のサービスも終了してしまうので、悠長に考え込んでいる余裕もないわけで、ここはひとつ手頃なところで方策を打つ必要がありそうです。いろいろ思う節もあって、管理者の立場としては“ブログ”はあまり好きになれないのですが、アナログ人間の舞姫も時代の流れには逆らえないので、やはり移転先は“ブログ”にすることに。

これまで頑なに貫いてきた“ブログ形式でないレンタル日記”を諦め、ついに禁断の“ブログ”への移転を決意した舞姫でしたが、次なるステップは「どんなブログを選ぶか?」ということです。やはり圧倒的なシェアを誇るのは、数多くの芸能人や著名人も愛用する某ブログですが、ひねくれ者の舞姫としてはあまりにもシェアが大き過ぎるブログは避けて、2番手3番手くらいのを選びたいところ。いろいろ情報収集してみたところ、某ブログ以外では『JUGEMブログ』が操作法なども比較的に簡単で、サポートも充実していてスペックも良さそうだったので、こちらでお世話になることに。なお、長年お世話になった先代&先々代のレンタル日記に敬意を表し、テンプレートも最もシンプルな外観のものを選びました。♪



そんなわけで、どうにか日記の移転先も決まって、ひと安心。本来なら、先代の日記の記事もすべてこちらへ移転させたいところでしたが、いささか量が多くて大変なので(汗)、とりあえず今年に入ってアップした記事のみ、新しいブログへ転載しました。あとは、状況に応じて必要な記事があれば、そのつど先代の日記の過去ログからこちらへ移すような形にしたいと思います。不器用なアナログ人間の舞姫なので、当分の間は要領を得ないブログの操作に苦心することになるかと思いますが(汗)、徐々に慣れてきたら自分好みのカスタマイズなども少しずつ施していきたいと考えています。

横着者で大儀を絵に描いたような舞姫なので、それほど頻繁な更新ができるわけでは決してないですが(汗)、股関節の持病にまつわる話題や、スタジオでのレッスンの話題、そして日々を過ごすなかでいろいろ感じたり考えたりすることなど、これからも気の向くままマイペースに綴っていきたいと思いますので、筆まめな舞姫が綴る『お気楽日記』を、今後ともよろしくお願い致します。m(__)m

股関節疾患では考え難い“放散痛”。

ちょっと前の話で恐縮なのですが、某放送局の医療&健康に関する情報をあつかう番組で、股関節疾患の特集が放送されました。リアルタイムで観ることが可能な時間帯ではなかったので、録画予約をしたのですが、あいにくディスクの不具合で半分ほどしか録画されていませんでした(汗)。

ただ、なにせ専門家として出演されていたのはお馴染みの某医師でしたし(笑)、番組ホームページに掲載されていた放送内容からも概ね想像はつくので、まぁいいことにしようと思った次第ではありました。(^^;)

おうおうにして、大手メディア股関節疾患が取り上げられるときに限って、取材不足で頓珍漢な情報ばっかりだったり、解釈が古かったり偏ってたりして、患者の視点で納得できる内容ではない場合も多いので、もともと舞姫的にもさほど期待はしておらず、今回も話のネタにでもなれば程度の軽い気持ちで録画した次第ではありました。

録画に成功した前半部を観る限りでも、メディア露出の高い某医師は、どこででも相変わらず似たようなことばかり言ってるな〜という印象で、変わり映えのしない番組作りに舞姫も半ば辟易して、「退屈だなぁ」なんて思いながら観ていたわけですが、ただひとつ気になったキーワードがありました。それは、出演の某医師が二次障害の大きな要因のひとつとして挙げた“放散痛”(ほうさんつう)という言葉。

この疾患では、要因が股関節にあるにもかかわらず、膝や腰・太腿など股関節以外の部位に、苦痛等の二次的な不調をきたす場合が多々あります。状況によっては、他の部位の異変を強く感じてしまうことで、股関節に潜む元凶に気付けない場合もあり、この二次障害が股関節疾患の早期発見を遅らせる大きな要因ともなっています。舞姫の股関節疾患ページにも、二次障害に関する項目を設けていますので、ご興味のおありのかたは、ご一読頂ければ幸いです。→「二次障害について」

その二次障害の要因、股関節に障害があることで他の部位にも重い負担をかけ、二次的な不調につながっていく…と、これまで舞姫は学んできました。上半身と下半身とを連結させる中継地点である股関節は、身体のさまざまな部位と繋がっています。だから、股関節に異常があれば、股関節以外のさまざまな部位にも当然の如く負担が及びます。股関節疾患を抱えることで、姿勢歩行動作などに悪影響が及ぶのも、他の部位にまで不調をきたす要因かと。

これまで舞姫も、膝や腰、太腿、足首など、股関節以外の多くの部位に故障歴がありますが、他の部位の不調を相談するたびに、なぜ股関節疾患を抱えることで他の部位にまで不調をきたすのか、その仕組みを理学療法士O先生は素人の舞姫にも判りやすく解説してくれました。自分でも納得できる理論でしたし、疑う余地はありませんでした。

ところが、番組内で某医師が二次障害の要因として挙げた“放散痛”は、神経を通じて体内で情報が誤って伝達されることで、脳が“勘違い”を起こして痛みを錯覚し、股関節とは異なる部位の不調を憶えてしまう…という現象。舞姫もリハビリ通院を始めて今年で9年目になりますが、初めて聞く理論でした。

勿論、放散痛「ほ」の字すら、これまで主治医Y先生からも理学療法士O先生からも、舞姫は一度も聞かされたことがなかったので、耳慣れないホーサンツウという言葉や、初めて聞く“情報が誤って伝達”“脳が勘違い”“痛みを錯覚”等々の精神障害まがいの理論には、正直なところ舞姫も戸惑いを憶えました。

そんなわけで先週末、隔週恒例の股関節の持病のリハビリ通院へ出掛けた際、この疑問を解決すべくO先生に尋ねてみることに。舞姫が斯々然々と事情を説明したところ、実施計画書の備考欄に、肩関節を例に挙げたイラストを描いて、原因の部位とは違う場所に不調をきたす放散痛のメカニズムを解説してくれました。

ただ、O先生の見解では、番組内で某医師が二次障害の大きな要因として指摘するような、“情報が誤って伝達”“脳が勘違い”“痛みを錯覚”等々の精神障害まがいの放散痛は、股関節疾患では考え難いとのこと。

番組に出演していた専門家の名を尋ねられ、舞姫が「貧乏ゆすりを流行らせた先生」と答えると、O先生にも概ね内容が想像できた模様で、「あぁ、あの人ね」と苦笑い。「テレビメディアが作る番組なんて、そんな程度のもの。細かいことで揚げ足取って逐一苛立ってたら、きりがないよ(笑)」とのこと。♪

ちなみにO先生曰く、保存療法の知識に欠ける医療者の場合、これまで舞姫がリハビリ通院で学んできたような理学療法的な二次障害の要因を突き止めることができず、「患者の精神的な問題」として片付けて逃げてしまうことも多々あるのが現状だそうです。

無論、この類の話はかねてから舞姫も聞いています。保存療法に消極的あるいは否定的な医療機関の場合、画像検査上で深刻な異常を見出せないと医師から症状を軽視されてしまうことも多く、ネットを通じて交流を持つ同病者さん達のなかには、苦痛を訴えても聞き入れてもらえず“メンタル疾患”を疑われて心療内科への受診を勧められる患者さんも。

某医師が番組内で、理学療法的な視点での二次障害には微塵も触れることなく、“放散痛”股関節疾患二次障害要因として自信満々に挙げたことも、保存療法や理学療法に関する知識不足と考えれば納得がいきます。♪

初めて耳にする“放散痛”という言葉や、これまでのリハビリ通院で学んだ知識や情報とはまったく異なる精神障害まがいの理論に、番組を観た当初は戸惑いましたし、もし某医師が指摘するような“放散痛”が本当に二次障害の要因だとすれば、これまで舞姫がO先生から指導を受けて続けてきたリハビリの内容根本から洗い直す必要性も生じてくるので、一抹の不安も抱いた舞姫でしたが(汗)、揺るぎないO先生の言葉に、自分が学んできた知識や情報に間違いなかったことを確信し、舞姫も安心した次第でした。♪

ただ、テレビメディアは大きな影響力を持っており、テレビで放送されることを“真実”だと思い込んでいる視聴者が数多く存在するのが現状です。殊に、インターネットの習慣を持たない高齢者の場合、テレビメディアは貴重な情報源なので、テレビを通じて発信される知識や情報の数々を何の疑いもなく信じ込んでも致し方ありません。

某放送局では、先達てある健康番組誤解を招くような演出が問題視されたばかり。舞姫の知る限りでは、過去にも別な医療番組で、専門家として出演した医師が実演するリハビリのやり方が間違っていた例までありました。某放送局に限ったことではなく、テレビメディアの医療&健康番組全般に共通する話ですが、多くの人達から誤解を招くような演出は本当にやめてほしいですし、不特定多数の患者さん達が観る大手放送局の番組なので、内容には慎重を期してほしいと願うばかりです。(-"-)

久し振りに復活したスタジオパフォーマンス。♪

それは、2月に入って程なくのこと。レギュラークラス限定ではありますが、久し振りに“スタジオパフォーマンス”の上演が決まったことを、更新されたスタジオのブログで知りました。

ちなみに、日程は3月11日(土)。内輪の稽古場公演なので入場は無料ですが、キャパシティが狭く事前に予約が必要とのことだったので、2月最初の金曜フリースタイルクラスのレッスンへ出掛けた際に、さっそくH先生にお声をお掛けして鑑賞希望の旨を伝えました。

舞姫も、レギュラークラス在籍時は“出演者”としてかかわらせて頂いたスタパフォでしたが、“観客”として鑑賞するのは初めて。どんな舞台になるのか、いろいろ想像を巡らせながら、本番当日を楽しみに待つことにした次第でした。♪

思い起こせば、2012年以来5年振り“スタパフォ”復活。舞姫の記憶に、懐かしい思い出が次々と蘇ってきます。雪が解け始める春先を上演時期に選んだこの企画。大劇場にはない稽古場公演ならではの独特の臨場感と、スタジオならではのアットホームな雰囲気もあって、当時は好評を博し、2010年から3年連続で上演され、一時はスタジオの春の恒例行事として定着するかと思われましたが、2012年の上演を最後に、その後ぷっつりと途絶えてしまいました。

スタジオにとっては、年明けから春先にかけては、取り立てて大きなイベントを抱えない“シーズン・オフ”的な時期。たとえ内輪の稽古場公演とはいえ、貴重なシーズン・オフを“舞台の稽古”で奪われてしまうのは、正直なにかと大変だったのだと思います。

当時はレギュラークラス所属だった舞姫、艶やかな衣装を着るわけでもなく、派手な舞台メイクを施すわけでもなく、凝った舞台装置があるわけでもないので、そのぶん出演者としても大劇場公演と比べて色々と手間が省けて楽チンなスタパフォですが、パフォーマンスエリアが狭かったり舞台袖がなかったりなど、大劇場にはない稽古場公演ならではの苦労も多かったことを記憶しています。

この“スタパフォ”を通じて貴重な経験を数多くさせて頂いた舞姫ですが、自分の振付作品を上演させて頂いた2012年のスタパフォは、生涯忘れられません(当時の「思い出ドキュメント」は、こちら)。

そして時は流れ、レギュラークラスを退いた舞姫に、こんどは“観客”としてスタパフォを鑑賞する機会が巡ってきたわけでした。なお、玄関が狭く観客全員の靴を収納できない都合上、靴を入れる袋を各自ご用意くださいとのことで、舞姫も当日は大きめのビニール袋を持参して出掛けることに。

パフォーマンスエリアに玄関が含まれる都合上、上演時刻を過ぎて以降の途中入場は不可とのことで、余裕を持って少し早めに出掛けた筈の舞姫でしたが、椅子&座布団を並べた客席が設けられて“小劇場”と化したフロアは、既に満席に近い賑わい。どうにか手頃な席を確保して座ると、レギュラークラスのチームメイトから配られた手作り感満載の上演プログラムに目を通しながら、開演時刻を待つことに。♪

やがて“客電”が徐々に落とされ、開演の時刻を迎えました。さすがにレギュラークラスは、どんな状況で何をさせても、カッコよくて美しい。普段のレッスンで通い慣れた“稽古場”でもあるスタジオのフロアも、現実世界からかけ離れた“夢の世界”へと瞬時に変えてしまう。

昨年秋に鑑賞したスタジオ発表会のときも感じたけど、不器用でイケてない舞姫がかつて在籍していたクラスだとは信じ難いほど、レギュラークラスのパフォーマンスはとにかく素敵で、舞姫も“夢の世界”に浸って充実した時間を過ごさせて頂きました。なにより、楽しそうな表情が良い。いかなる舞台をも“楽しむ”ことができるのは、ウチのスタジオの強さの“源泉”でもあります。レギュラークラスの楽しそうな活き活きとした表情が、観客の気持ちをも楽しくさせます。♪

そんなわけで、久し振りのスタパフォはレギュラー限定ということもあり、約40分ほどで無事終演。その後は、夜からの大人ヒップホップクラスのレッスンが普段通り行われる都合上、「みなさん、恐縮ですが速やかにフロアを明け渡してください!」とのことで、我々観客も余韻に浸る間もなく身支度を整えて帰宅の途に。

おそらくレギュラークラスでは、息つく間もなく毎年恒例の某公演の稽古へと突入し、来たる舞台シーズン到来に備えて多忙な時期を迎えることと思います。レギュラー退いてもうすぐ1年を迎える舞姫は、永遠のシーズン・オフ。これからも、無理のない範囲で金曜フリースタイルクラスのレッスンへ通いながら、“レギュラーOG”として、そして“観客”として、素敵なレギュラークラスの一挙手一投足を見守っていきたいと思います。♪