ヒールは、新たな挑戦の機会!

現在稽古中のスタジオ発表会ですが、レギュラークラスでも着々と稽古が進められています。かねてから、その可能性が濃厚だった某先生の振付作品も、本当に“ヒール”を履いて舞台に立つことが実現しそうです。これまでは、とりあえず裸足で稽古を続けてきたのですが、先達て某先生からも「そろそろ各自ヒールを持参のうえ、少しずつ身体を慣らしてください」…との指示があったので、一昨夜の稽古から舞姫も愛用のヒールをスタジオへ持参しました。♪

ちなみに、この日の稽古では、最後に1回通し稽古の際に履くのみに留めたのですが、なにせ3年前の某公演以来、久し振りに履くヒール。まして、これまで裸足でさえ七転八倒してきたハードな振付なので、やっぱり怖いですね(汗)。普段の稽古では問題なくできるような些細な動作でも、ヒールで踊ると何かと不都合が生じてきます。ピルエットやシェネなどの回転する技法も、ヒールでは細心の注意を要しますし、寝技&床技などでは状況によっては踵の部分が衣装に引っ掛かって動作を妨げてしまう危険性があることも、実際にヒールを履いて稽古をしてみると判ってきます。諸々の問題点を炙り出して解決し、納得できるパフォーマンスをするためにも、しっかりヒールを身体に慣らしておく必要がありそうです。

股関節疾患を持つ者にとって、ヒールはリスクの高いシューズ。これまで舞姫も、諸々の不安をこの日記“Twitter”へ時折綴ってきたわけですが、舞姫の不安を煽る大きな要因となっているひとつが、舞姫自身がプライベートでは踵の高い靴を履く習慣がないこと。

外出時に愛用する普段履きの靴の殆どは、ぺったんこのローヒールばかりです。勿論これは持病の股関節疾患を考慮してのこともあるんですが、舞姫の足は外反母趾なことも災いして“ワイズ”(足の横幅)が一般の人よりも幅広で、このため踵の高い靴を履くと、どうしても爪先の部分に大きな負荷が及んで痛くなるわけですね。

勿論、学生時代から“前ならえ”をした経験がないほど小柄な舞姫にとって、背が高く見える“ヒール”は魅力的なシューズではありましたし、ダンスと出会う以前、職場と自宅との往復だけが生活のすべてだった若かりし頃の舞姫は“お洒落”くらいしか楽しみがなかったので、踵の高いヒールも何足か持っていましたが、痛いのを我慢してヒールで長時間歩くと、足の指にたくさん“マメ”が…というのが毎度のパターン。

ぢつは数年前の夏、ちょっと小洒落た自分好みの白いサンダルを見つけて、少しヒールは高めだったけどまぁ大丈夫だろうと思って買ってみたのですが、やっぱり舞姫の足には合わなかったみたいで、足の横幅が広い爪先への負担が重く、潰れたマメで足指を絆創膏だらけにして散々な思いをしました。(>_<)

そのうち、足指マメだらけにして辛い思いをしてまでヒールを履きたいとまでは取り立てて思わなくなって、徐々にヒールから気持ちが遠のいていった舞姫は、6年前に持病の股関節疾患が発覚する頃には、既に愛用の普段履きは踵の低いローヒールばかりと化していましたが、踵が低くてもお洒落で服装に合わせやすい靴も、探そうと思えば幾らでも見つかるので、踵が高いヒールを持っていなくても取り立てて苦労した経験はありませんでした。

そんなわけで、“外観”よりも“機能性”重視の舞姫は、すっかりヒール離れしてしまったわけですが、日常生活ですら滅多に履かないヒールを、ダンスの舞台作品で履いて踊ろうというのだから、不器用で小心者の舞姫の不安を煽って当然なわけです。

不幸中の幸い(?)ですが、愛用のダンス用ヒールは舞姫に合っているみたいで、長時間履いて稽古をしてもそれほど辛くはありませんし、爪先への負担も意外と重くなくて、足指をマメだらけにした経験もありません。某先生曰く、使うヒールはダンスの動作に支障をきたさなければ、ダンス用でなくてもOK(ただし、靴底がフロアを傷つけるような素材でできているものは不可だそうです)。踵が高い靴なら形も問わないので、パンプスでもブーツでも、気に入ったヒールを持参ください…とのことでしたが、やっぱり舞姫は3年前の某公演でも使ったこのダンス用ヒールを、今回も使いたいと思います。これが、いちばん舞姫の足&脚に馴染みます。♪



3年前の某公演のときも、舞姫がヒールで不安なく舞台に立てるよう、アドバイスに尽くしてくれた整形外科の理学療法士O先生。「本来ヒールというのは、踵を高くすることで足元や脚線を引き立たせて、立ち姿や歩き姿を美しく見せることを目的に作られたシューズなので、そのヒールでイケてない歩き方をしていたのでは本末転倒」…とは、当時のO先生の言葉。

今回も、3年振りにヒールで舞台に立つ可能性が濃厚なことを報告したところ、O先生からも「本番に備えて、いまからしっかり身体作りを!」という指示を頂きました。ヒールを履いて踊る某先生の作品は、舞姫&チームメイト達に新たな挑戦の機会を与えてくれます。不安も多いですが、しっかりリハビリ&稽古に努めて、ヒールに対応できる身体を作っていきたいと思います。♪

眼鏡ストラップは必須アイテム。♪

1ヶ月ほど前、眼鏡のテンプルに装着して使う“ストラップ”を買ったのですが、これが意外と優れモノでして、外すたびに逐一ケースなどに入れなくても済むし、一度外した眼鏡を再びかけるときも「あれ?眼鏡は?」…と逐一探さなくても済むので、職場で勤務中などはとても便利。

きっかけは、同世代では舞姫の貴重な“老眼仲間”でもある職場の某同僚が、同種の品を買って使い始めたこと。首から眼鏡をブラブラとぶら下げながら、「これ、いいわよ〜」と言って快適そうな様子の同僚の姿に、舞姫も「ほほぉ♪」と感嘆しまして、その日の職場帰りにさっそく中心街の某眼鏡店に立ち寄って購入した次第でした。♪

眼鏡デヴューを果たして3年。掛け始めて間もない当時は、鏡を見るたびに慣れない眼鏡面に違和感を憶えたものでしたが、なぜか周囲の友人&知人からは当時から「似合う」と好評でして、ここ最近になって舞姫自身もようやく眼鏡面が板についてきた感じがします。

ただ難点なのは、老眼の舞姫の場合、あくまで眼鏡は“近距離用”なので常時掛けているわけではないこと。勿論、ダンスの稽古や本番の舞台のときも眼鏡は不要。もし掛けたまま踊ったら、却って視界がボヤけて大変なことになります(笑)。眼鏡が必要なのは、パソコン使って仕事するときと、あとは新聞や雑誌などの小さな文字を読むとき程度かな。それ以外のときは、殆ど裸眼で過ごしています。

このため、職場で勤務中などは眼鏡を掛けたり外したりを頻繁に繰り返さなければならないことも多いのですが、これが意外と面倒。トイレに行って戻ってくる程度なら、横着して掛けたまま席を立ってしまうことも多かったのですが、なにせ近距離用なもので不要なときに掛けていると却って“遠近感”が掴めなくなって、擦れ違う人とぶつかりそうになったり、階段で足を踏み外しそうになったりすることもあるので、やっぱり危ないわけですね(汗)。

けど、そうかといって外して一時的にどこかへ仮置きしておくと、いざ必要なときになって「あれ?眼鏡は?」と探してしまうことも多々あったりします。以前、帰宅後に眼鏡ケースをパカッ!と開けたらカラッポで慌てたこともありました(ちなみに、翌朝職場へ出勤したら、なんのことはない場所で見つかったので、よかったですが…笑)。

ぢつは、3年前の眼鏡デビュー当時、この問題の解決策として“眼鏡スタンド”を買って職場のデスクに置いて使っていた時期もあったのですが、置き場所を眼鏡スタンドに拘束されてしまうのも意外と不便で、徐々に使わなくなってしまい、そのうちボールペンやらハサミやらカッターやらを入れるようになって、せっかくの眼鏡スタンドも現在ではすっかり“ペンホルダー”と化してしまいました。

ただ、某同僚に触発されて眼鏡ストラップを買って以降、舞姫の3年間の“悩みの種”はすっかり解消されました。なにより楽チンなのは、眼鏡の置き場所を拘束されないこと。事務所内では勿論、ちょっとした外出程度なら首から眼鏡をぶら下げたままでも大丈夫ですし、現在では舞姫も職場での時間を快適に過ごしています。♪

ところで、つい最近になって、その“老眼仲間”である某同僚から、舞姫の眼鏡ストラップを「どこで買ったの?」と尋ねられました。舞姫愛用の眼鏡ストラップは“紐”タイプなのですが、同僚は“チェーン”タイプで、唯一の難点は外観的に老けて見えてしまうこと。同僚自身も「便利なのはいいんだけど、オバちゃんっぽく見られちゃうのがねぇ…」と、渋い顔。

それで、舞姫がストラップを購入した中心街の眼鏡専門店は伝えたのですが、あいにく同僚の通勤経路からは反対方向で、普段も滅多に出向く機会がない場所なため、たった1本の眼鏡ストラップを買うために行くには少々不便とのことで、とりあえず近場のお店で類似の品を探してみるとのことでした。快適に使える気に入ったストラップが見つかることを、祈ります。(-人-)

そんなわけで写真は、いまや舞姫の必須アイテムと化した愛用のストラップを装着した眼鏡。これを首からぶら下げて、乾燥する指先にリング型の指サックを装着したら、デスクワーカー舞姫の“戦闘準備”は完了します。あした一日を乗り越えたら、三連休!気持ちを引き締めて、がんばります。♪



踵が壊れたヒールに詰まった思い。

某公演も、いよいよ本番まで残り1週間と迫りましたが、11月に上演予定のスタジオ発表会の稽古も、某公演の稽古と同時並行で今月から始まっています。まだ決定事項ではないのですが、その発表会で、もしかすると久し振りに“ヒール”を履いて踊る作品に出演するかもしれません。

とりあえず現在は素足で稽古をしているところなのですが、振付担当の某先生曰く、「ヒールを履く方向で検討中なので、みなさんも心身の準備をしておいてください」…とのこと。素足ですら七転八倒するほどハードで難しい振付なのですが、これをヒールで踊らなければならないことを想像すると、先が思いやられます。(>_<)

舞姫愛用のヒールですが、ぢつは3年前の某公演にてヒールを履いて踊る作品に出演した際、本番の舞台でを壊してしまいました(汗)。幸い、気付いたのは本番を無事に終えて楽屋に戻ってきたときで、本番そのものは大きなアクシデントに見舞われることなく務めることができたので良かったのですが(DVDを確認したところ、最後のポーズでちょっとだけバランスを崩す姿が、しっかり映っています。たぶん、踵が壊れていたことが原因)、そのとき以降はヒールで踊る機会がなくて、部屋の奥底に片付けたまま3年間ずっと放置状態にしていました。ただ、まだ決定事項ではないものの再びヒールを履く機会が巡ってくるかもしれないので、そのうち折を見て修理に出しておこうと思っています。(^^;)

関節に掛かる負荷の大きいヒールを履いて踊ることは、股関節に持病(臼蓋形成不全)を抱える舞姫にとって、相当の“覚悟”を要します。しかも、3年前の当時これを履いて出演したのは、股関節の屈曲可動域が極端に狭い舞姫が最も苦手とする技法のひとつでもあるドゥバン(Devant:前方向)のグランバットマン(Grand Battement:脚を高く蹴り上げる技法)がふんだんに取り込まれた“ラインダンス”作品。ちなみに、ヒールを履いて踊る作品に挑戦するのは、疾患発覚して以降初めてのことでしたが、不安を募らせる当時の舞姫を励まし支えてくれたのは、理学療法士O先生でした。

O先生曰く、まず重要なのは歩行法。正しく美しい歩行法を学んで実践することで、関節にかかる負荷を軽減して身体を守っていくことにも繋がります。勿論、ヒールを履いて踊る場合も、これは本当に重要。「本来ヒールというのは、踵を高くすることで足元や脚線を引き立たせて、立ち姿や歩き姿を美しく見せることを目的に作られたシューズなので、そのヒールでイケてない歩き方をしていたのでは本末転倒」…そう説いてO先生は、関節の負担を軽減するための歩行法の指導から、ハムストリングスの柔軟性を強化して屈曲可動域を改善するためのストレッチやマッサージの指導、そして疲れを身体に残さないためのコンディショニングの工夫に至るまで、舞姫がヒールを履いて不安なく舞台に立つことができるよう、精一杯を尽くしてくださいました。久し振りに部屋の奥底から掘り起こしたヒールに、当時の思い出が鮮やかに蘇ってきます。懐かしい。

3年振りに履く機会が巡ってくるかもしれないこのヒールですが、もし正式決定したなら、その暁にはまたO先生にも相談して、いろいろアドバイスなど頂きながら、ヒールを履いて踊るための身体作りに努めたいと思っています。ただ、ヒールを履いて舞台に立つことへの“戸惑い”は、まだあります。

身体への負担が大きいヒールは、下肢疾患を持つ患者さん達に対して履くことを禁じる医療者も多く、情報収集がてらネットを彷徨っていると、歩行障害が著しく現れるまでに悪化させてヒールを泣く泣く諦めた同病者さん達の経験談を数多くお見受けします。いつの時代も、ヒールは女性の憧れ。ヒールを履いて嬉々と舞台で踊る舞姫の姿は、断腸の思いでヒールを手放した同病者さん達の眼には、どんなふうに映るんだろう?…それを想像すると、ある種の“罪悪感”を憶えます。

“やりたいこと”“好きなこと”を諦めずに続けるために、真剣勝負で改善に挑んできました。幸い、改善できる境遇に恵まれた舞姫は、諦めずに続けることができるに至っています。けど、思うように改善が捗らない同病者さん達のなかには、この疾患のために“やりたいこと”“好きなこと”を諦めた人達、あるいは諦めきれずに悶々と苦悩の日々を過ごす人達が数多く存在することも事実です。

患者さん達の悲痛な叫び声が耳に響くたび、舞姫自身も諦めざるを得ない状況に追い込まれてしまったほうが良かったのか?…と、時折ふと思うことがあります。舞姫は…“重罪”を犯しているのかもしれない。舞台に立つ時期を迎えるたびに、苛まれる自分がいます。

「あなたに何が判るの?歩けるでしょう?日常生活にも、そんな苦労してないでしょう?“健常者”も同然じゃない!何が不満なの?!ダンスなんかしなくたって、生きていけるのに!」…かつてある同病者さんから言われた言葉が、いまもトラウマと化して舞姫の記憶に焼き付いています。心の奥底から絞り出す如くの“妬み”“憎しみ”を、つぶてに舞姫にぶつけてきたその患者さんの姿には、当時の舞姫もさすがに凹んだ。

リハビリライフを謳歌しながらダンスを続ける様子を日記やTwitterへ嬉々と綴る姿に批判的な者も決して少なくはなく、別な同病者さんからは「いい気になるな!潰してやる!」…と、半ば脅すようなことを言われたこともあります。“やりたいこと”“好きなこと”を諦めずに続けることができる環境を“死守”するために、真剣勝負で改善に挑んできた舞姫の気持ちなど、その人達にはたぶん判らないでしょう。

“順調に改善する”という行為は“罪悪”なのだろうか?「この疾患を持つ者が舞台に立っては、いけないか?!舞姫がやっていることは、そんな“重罪”なのか?」と自問自答を繰り返します。3年前の某公演で、ヒールの踵が壊れたにもかかわらず、幸い大事には至らず無事に舞台を務めた舞姫でしたが、この疾患のために“やりたいこと”“好きなこと”を諦めざるを得なかった患者さん達の“怨念”が、あのときの舞姫のヒールに乗り移って踵を壊したものと、未だ舞姫は解釈しています。

再び履いて舞台に立つ機会が巡ってくるかもしれないこのヒール。壊れた踵を修理したら…舞姫は、後戻りできない道を歩み始めます。“重罪”の裁きを受ける“覚悟”を、作っておこうと思います。



マイブームの銭湯通い。♪

ここ最近、舞姫は“銭湯”がマイブームです。♪

きっかけは先月初旬のある日、自宅の風呂場のシャワーが故障してしまったこと。勿論、さっそく馴染の修理業者さんに連絡して近日中に来て頂けるようにはしたのですが、とりあえずこの日は公衆浴場へ行くことに。

源泉に恵まれた札幌は、どこを掘っても良質な温泉が沸き出でてくるんだそうで、舞姫の自宅から徒歩圏内にも立派な日帰り温泉施設が数軒あります。中心街という場所柄、どこも設備が整っていてアメニティなども充実しているので、とても快適なのはいいのですが、やっぱりお値段は少々お高めなので(汗)、軽い気持ちで出掛けるには、ちょっと戸惑うところです。(^^;)

さて、どこへ行こうか?…と迷った舞姫でしたが、そういえば1軒だけ“穴場”があったことを思い出しました。それは、賑やかな中心街からは少し離れた静かな住宅街にある某銭湯。有り難いことに、ナトリウム塩化物強塩泉の天然温泉で、しかも公衆浴場組合に加盟する“銭湯”なので入浴料もお手頃。

徒歩圏内とはいえ、歩くと意外と距離があるのが難点で、冬場の寒い日などに訪ねると、せっかくお風呂で温まった身体も帰宅途中で冷めてしまうんですが(汗)、幸い札幌もいまは夏です。帰宅途中に身体を冷やして体調を崩すような心配もないので、ふらりと散歩がてら出掛けることにした次第でした。

「ゆ」と記される暖簾をくぐって施設内に入ると、番台に脱衣籠、ちょっと形の古そうなマッサージチェアなど、どことなく懐かしさを感じさせる昔ながらの銭湯ならではの空間が視界に飛び込んできます。自宅で長々と風呂場に籠っていると、節約ヲタ(?)の母から「ガス代&水道代を無駄遣いするんぢゃない!」と言われて叱られてしまうんですが(汗)、ここでは無論そんな心配もないし、お湯も好きなだけ使い放題です(嬉)。自宅の狭い風呂場と違って、やっぱり広い銭湯は解放感に満ちています。舞姫も久し振りに大きな湯船にゆっくり浸かって、心地よい時間を過ごしました。(^^)



ちなみに自宅の風呂場のほうは、業者さんに無事修理して頂き、壊れたシャワーも翌日には使える状態に戻ったのですが、このとき訪ねた温泉銭湯で過ごした快適な時間にすっかりハマってしまいまして、その後も週に1度はてくてく歩いて温泉銭湯を訪ねています。

いちばんのお楽しみは、お風呂あがりに頂く“コーヒー牛乳”。両脚を肩幅くらいに開いて腰に片手を当てるという定番の姿勢で一気に飲み干す冷たいコーヒー牛乳は、格別の美味しさです。そして帰宅後は、火照った身体が冷めないうちに、居間にてリハビリがお約束。温泉でポカポカと暖まった身体でストレッチをしていると、めちゃくちゃ気持ち良くて、クセになりそうです。(≧∇≦)

そんなわけで、すっかり病み付きになってしまった銭湯通いですが、先述の通り自宅からの距離がちょっと中途半端なのが難点。たぶん寒い季節になったらそう頻繁には通えなくなるので、良い気候のうちに銭湯通いを楽しんでおこうと思います。今週末は、某公演の稽古も持病の股関節疾患(臼蓋形成不全)のリハビリ通院もお休みで、久し振りにのんびりと時間を過ごせそうなので、ぜひ銭湯を訪ねてリラックスタイムを満喫します。

某公演も、いよいよ本番まで残り約1ヶ月。来週には、レギュラークラスでユニゾン(Unison:群舞。複数のダンサーが同じ場面で一斉に同じ振付を踊ること)のテスト。そして来月初旬には、鬼より怖い“総見”も予定されています。温泉銭湯で英気を養って、週明けからのハードな稽古に備えたいと思います。♪

埋まらない“温度差”を感じずにはいられなかった。

先達て、メインサイトを通じてメールを頂きました。舞姫と同じ股関節疾患(臼蓋形成不全)を持つ患者さんで、まだ疾患名を告げられて日が浅い様子。質問や相談といった内容ではなく、「一緒にがんばりましょう」という感じのメールでした。

ちなみに、その患者さんも趣味でスポーツをされており、舞姫がダンスを続けていることに勇気づけられたとのこと。喜んで舞姫が返信したことは言うまでもありませんが、程なくその患者さんから頂いた再返信の内容は、舞姫を大きく落胆させるものでした。

「治らない病気」という現実にも、さほど凹んでいる様子もなく至って元気そうなのは良かったのですが、頂いた再返信メールに記されていたのは「老眼みたいなもの」という言葉。治らなくて当たり前。悪化したら、眼鏡orコンタクトレンズを買うか、レーシック手術でもすればいい。股関節疾患も同じ。“病気”という感覚もなく、「ちょっと不便だな」程度の認識しかない模様。

確かに、疾患に対する解釈や感じ方は個人の自由ですし、その患者さんが仰ることも理解できないではありません。ただ、先天性の股関節疾患“老眼”と同列に語る姿に、どうにも舞姫は違和感を憶えてしまったのです。

スポーツを続けたいお気持ちを抱かれておられたので、ぜひ保存療法の分野で優れた医療機関でリハビリ指導を受けられるようお勧めしたのですが、主治医から「理学療法やっても治らないしね」と言われてリハビリには消極的だったこともあり、ご本人もリハビリには気が進まない様子。幸い、症状の程度は軽いとのことで、ご本人もあと10年くらいは持ち堪えられるものと思い込んでいて、至って楽観的。

ぢつは、彼女のご友人で人工股関節手術をされた人がおられるそうで、苦痛なく快適に暮らす友人の姿に、すっかり彼女も気を良くしたみたいで、おそらく「自分も悪化したら人工股関節にすればいい」…と安易に考えているのでは?という印象を受けました。

この疾患の症状改善において、最も重要なのは“リハビリテーション”です。症状の程度を問わず、すべての患者さんにリハビリは必須。適切なリハビリに努めることで、ハンディに負けない丈夫な身体を作ることが可能です。患者さんによっては、手術をしなければならない場合もありますが、この疾患における“手術療法”は、あくまで“改善”の手段であって“完治”を目指すものではなく、手術を経験された患者さん達も術式を問わず、術前&術後そして退院後に至るまでリハビリによる改善への努力が必要です。

ネットを通じて情報発信を始めて以来6年間に渡って、舞姫が耳にタコができるほど訴え続けてきたことです。ただ、舞姫が返信メールに誠心誠意を尽くして書き綴った“リハビリの重要性”も、その患者さんはサラリと読み流してしまったみたいで、頂いた再返信メールからはリハビリの意志は伺えませんでした。(´・ω・`)

勘違いしないでほしい。先天性の股関節疾患“老眼”なんかじゃないし、人工股関節“眼鏡”ではない。リハビリの意志もなく「悪化したら人工股関節に」と軽々しく考えてほしくない。もし再置換という話になっても、度が合わなくなった眼鏡のレンズを交換するような感覚で応じるんだろうか?

確かに、適切な術式を選択して、適切なリハビリ環境さえ整えれば、手術をされた患者さん達の殆どは改善可能なので、過剰に恐れる必要はないですが、やはり“手術”をするからには、それ相応の“覚悟”を要します。手術を経験された患者さん達の苦労、流した汗や涙…舞姫も嫌というほどたくさん知っている。だから、手術を軽んじないでほしい。

無論、疾患に対する解釈や感じ方は個人の自由なので、舞姫は否定する権利を有しません。けど、埋まらない“温度差”を感じずにはいられなかった。これまで真剣勝負で改善に挑んできた舞姫の努力のすべてを“茶化された”みたいな気がして、物凄い不快な気分だった。この疾患、そんな生易しいものでは決してない。懸命に改善に挑んできた同病者さん達の一喜一憂・一挙手一投足も、痛いほどたくさん見続けてきた舞姫は、それをよく知っています。

舞姫がメインサイトに設置する“疾患概要”に記す“怖い情報”の数々をそのまま残しているのは、患者さん自身が「疾患を軽視してしまう」という事態を少しでも防ぎたかったからです。確かに、情報収集に努め正しい知識さえ身に付ければ、決して怖い病気ではないので、嘆き悲しむ必要はありませんが、かといってこの疾患を侮らないでほしいし、この疾患が持つ“怖い側面”も知ってほしかった。

たぶん、こういう考え方の持ち主であれば、これ以上舞姫が何を話しても聞く耳を持ってはくれないでしょう。糠に釘、豆腐に鎹、暖簾に腕押し…何言っても無駄。そう思ったら、すっかり舞姫も再返信する気力が萎えてしまいました(笑)。志の高い患者さん達はみんな、疾患と真っ向から向き合い、真剣勝負で改善に挑んでいます。あなたも、志を高く抱いてほしい。…そんなことを言っても、おそらくその患者さんは「そんな大袈裟なw」と一笑するんでしょう。

きっと、舞姫とはまったく種類の異なる人間なんだ…そう思って割り切ることにします。ウチのサイトを通じてメールをくださったのなら、この日記にもお立ち寄りくださっていることでしょう。この記事を、その患者さんへの返信の代わりとしたいと思います。