初めて“観客”として鑑賞したスタジオ発表会。♪

先達て日曜日、舞姫はスタジオ発表会を観に行って参りました。21年間に渡って舞台活動の中枢を担うレギュラークラスの一員として舞台に立ち続けた舞姫が、初めて“観客”として鑑賞する発表会でした。

ずっと楽しみにしていた“引退後の観客ライフ”。その最初の機会となる筈だった8月の某公演では、スタッフとして参加することになってしまったため、お気楽に観客としての立場を満喫するまではできませんでしたが(そのときの記事が、こちら)、ようやく念願が叶って発表会では舞台上で躍動するチームメイト達のパフォーマンスを客席から存分に堪能し、舞姫も楽しく充実した時間を過ごすことができました。(^▽^)

会場となったのは、お馴染みの「PORTOホール」。チケットは“全席自由”で、しかもキャパ400名そこそこの小劇場。たぶん開演ぎりぎりに到着したのでは良い席を確保することは難しいと思い、余裕を持って早目に自宅を出掛けた舞姫でしたが、劇場に到着すると、あいにく1Fロビーは既に開場を待つ大勢の人達で溢れていました。

さっそく長蛇の列の最後尾に並んだ舞姫でしたが、その後も人は増え続け、舞姫の後ろも瞬く間に長蛇の列と化しました。やがて開場の時刻を迎えて大勢の観客と共にゾロゾロとホール内へ入ると、幸い手頃な座席を確保することができ、公演パンフを読みながら開演を待つことに。

ふと舞台上へ目を向けると、なぜか舞台前方にも、まるで“客席”の如く1列の椅子が並べられています。「おゃ?」と思った舞姫でしたが、開演の時刻が近付いた頃、舞台袖から“私服”を着た出演者達が公演パンフを片手に三々五々と出て来て、舞台上の“客席”へ。程なく、上演中の注意事項を呼び掛ける“前説”がホール内に響き、それに合わせて舞台上の出演者達が“お芝居”を始めました。

ほら、映画館へ行くと、本編の上映前に映画鑑賞のマナー喚起のための動画が上映されるじゃないですか。あんな感じですね。うん、いいアイデアだったと思います。マナー喚起のお芝居が終了すると、出演者達は自ら椅子を持って舞台袖へと捌け、客電が一旦落とされ、いよいよ本編の開演となりました。♪

トップバッターは、舞姫が昨季まで在籍したレギュラークラスの作品。タイトルは「夢の世界」。さすが、“スタジオの核”と呼ばれるクラスだけあって、観客を魅了する方法をメンバー達は知り尽くしています。誰もが憧れる“空想科学の世界”の住人達が舞台上で創造するのは、多くの人達の心を掴んで離さない類稀に美しくカッコいい魅惑の空間。

「ここに私が残っちゃダメだ」…そう思って昨季限りでレギュラーを退いた舞姫。もし、あと少しだけ引退を先延ばしにして今季もレギュラーに残留していたら…一瞬そんな思いが脳裏をかすめたけど、この洗練された空間のなかで、イケてない舞姫がレギュラーのチームメイト達に混じって踊る姿を想像したら、「いかん、だめだこりゃ」…と、どうにも言葉では表現し難いほどの“違和感”を憶えてしまい、客席で鑑賞してみて、このクラスを退いて良かったと改めて感じた次第でした。(^^;)

舞姫が直前まで稽古に参加し続けた金曜フリースタイルクラスの作品。レギュラー引退後、かつて“駆け出し”時代を過ごした“古巣”でもあるこのクラスへと移った舞姫。7月に発表会の稽古が始まった時点で、既に出演しない意向をスタジオへ伝えていた舞姫でしたが、H先生のご厚意に甘えて、レッスンも兼ねて稽古に参加し、4ヶ月間に渡ってこのクラスのチームメイト達と苦楽を共にしてきました。

ちなみに、使用楽曲はJUJU「やさしさで溢れるように」(←YouTubeより)。H先生が、ジュニア世代の若いチームメイト達に「大人のジャズバラードを踊らせたい」と思って選んだといいます。振付も構成も、すべて知るこの作品。これに舞台照明が加わり、チームメイト達が衣装を身にまとったら、どんな作品になるのだろう?…そう思って楽しみにしていた舞姫でしたが、舞台上のチームメイト達はみんな活き活きと煌めいていて、期待通りの素晴らしさでした。♪

そんなわけで、手作り感満載のアットホームな雰囲気、そしてスタジオ自慢の優れたチームワークなど、発表会ならではの魅力を客席から存分に楽しんだ舞姫でありました。途中、音響機器のトラブルで音楽が止まってしまう場面もあって、「あ〜、なんて可哀そうな!」…と思った舞姫でしたが、程なくスタジオ代表者T先生の「最初からやり直します!」という声がホールに響き、仕切り直しされることに。

舞台袖へ一旦捌けたメンバー達が、音楽とともに再び舞台上へ飛び出すと、客席も大いに盛り上がりました。アクシデントチャンスに変えたメンバー達。こんなところも、ウチのスタジオの魅力なんですね。そのほか、去る8月の某公演にて上演された2作品も再演され、初演のときはスタッフ参加のため落ち着いて観ることができなかった舞姫も、今回は客席でゆっくり鑑賞することができたので、よかったです。♪

さて、毎年恒例の発表会を無事に終えると、しばらくの間スタジオでは取り立てて大きなイベントを抱えない“シーズン・オフ”を過ごします。レギュラークラスは、来年の某公演の稽古が始まる春の雪解けの季節まで。そして、レギュラー以外のクラスは、来年の発表会の稽古が始まる夏頃までがシーズン・オフです。

「オフに野球が上手くなる」…とは、大谷翔平投手の言葉。“基本の身体作り”に心置きなく専念でき、また“舞台の稽古”という“重圧感”から解放されて心身ともにリフレッシュできる“シーズン・オフ”は、次のシーズンを迎えるための大切な準備期間。この貴重な期間を有効活用して、みんな次の機会にしっかり備えてほしいと思います。

舞姫が通う金曜フリースタイルクラスでも、さっそく今週から普段通りのレッスンが再開されます。たぶん舞姫は来年も発表会には出演しないと思うけど(汗)、これからもチームメイト達と一緒に地道にレッスンに励みたいと思います。♪

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