『JAZZDANCE NOW 2017』稽古中。♪

先月から、金曜フリースタイルクラスで『JAZZDANCE NOW 2017』の稽古をしています。レギュラークラスジュニアレギュラーで出演メンバーが組まれるこの公演、例年ならレギュラークラスのレッスン日である月水夜を中心に稽古が行われるので、他クラスのレッスンには殆ど影響が出ないのですが、今年は諸事情あって金曜フリースタイルクラスのレッスン枠も活用して稽古を行うことになりました。

『JAZZDANCE NOW』ご存じないかたもおられるかと思うので、ちょっと簡単にご説明しましょうか。これは、毎年夏(ここ近年では、8月下旬の上演が定着しています)に札幌にて上演されるジャズダンスの祭典で、札幌市内を中心に北海道内のさまざまな地域のジャズダンススタジオから選抜されたダンサー達が一堂に集います。

今年で36回目を迎える歴史ある公演でもある『JAZZDANCE NOW』ですが、舞姫が通うジャズダンススタジオでは、初回の企画立ち上げの段階から携わり、以降ほぼ皆勤に近い状態で毎年この公演に参加し続けてきたという経緯があり、レギュラー在籍時の舞姫も“シーズン初戦”を迎える大切な舞台として、気持ちを引き締めて取り組んだことを記憶しています。

その『JAZZDANCE NOW』の稽古、舞姫のレギュラー在籍時の記憶を辿ってみる限りでは、月水夜以外で稽古が必要なときは、土曜日の午後などに召集される場合が多かったのですが、あいにく今年はスタジオ側の諸事情で土曜日に稽古を入れることが難しいのだそうで、それで金曜夜のフリースタイルクラスのレッスン枠を使って補うことになったそうです。

同じクラス内に、舞台に“出演する者”“出演しない者”が混在する場合の対処は、各スタジオによって異なるかとは思いますが、ウチのスタジオの場合は、非出演者も出演者と一緒に“稽古に参加して頂く”というスタイルを長年に渡って実践していて、昨年秋のスタジオ発表会(当時の記事は、こちら)のときも、舞姫は非出演者にもかかわらず劇場入りの前日までしっかり稽古に参加させて頂いておりました。

そんなわけで、今回金曜フリースタイルクラスのレッスン枠内で行われることになった『JAZZDANCE NOW』の稽古についても、H先生曰く「出演されないかたも、ぜひ稽古に参加してください。普段のレッスンのつもりで、一緒に楽しんでもらえたら嬉しいです」とのことだったので、非出演者の舞姫も遠慮なく参加させて頂くことにした次第でした。

稽古は、不在の出演者の“代役”を非出演者が務める形で進められていきます。恐れ多くも、舞姫は振付者であるH先生ご本人の代役をさせて頂くことに(汗)。さっそく構成から始まり、立ち位置や移動経路など確認後、ユニゾン(Unison:群舞。複数のダンサーが同じ場面で一斉に同じ振付を踊ること)の振付渡しへ。さすがレギュラークラス仕様だけあって、振付も難しいです。(>_<)

どうにか形になってきたところで、曲を頭からかけて“通し稽古”へ。使用楽曲の美しい旋律が耳に響くなかで、作品のイメージを脳内で膨らませながら、衣装を着用し舞台メイクを施した自分が袖幕で待機する姿を想像し、一端に役なんぞ作り込んでみる。舞姫は出演しない公演だけど、やっぱり舞台の稽古は楽しいです。♪

さて、今週末の金曜フリースタイルクラスは、あいにくGW最中なので休講ですが、きょうはスタジオで催されたGW特別企画ワークショップに参加。横着者で出不精が故、連休中は運動不足になりがちな舞姫も、ワークショップで楽しく充実した時間を過ごし、心地よい汗をかきました。



連休が明けると、金曜フリースタイルクラスでも『JAZZDANCE NOW』の稽古が再開されます。これから8月の本番まで、このクラスで舞姫も“稽古の空間を共有”させて頂きながら、出演されるクラスメイトさん達の一挙手一投足を見守りたいと思います。♪

久し振りに復活したスタジオパフォーマンス。♪

それは、2月に入って程なくのこと。レギュラークラス限定ではありますが、久し振りに“スタジオパフォーマンス”の上演が決まったことを、更新されたスタジオのブログで知りました。ちなみに、日程は3月11日(土)。内輪の稽古場公演なので入場は無料ですが、キャパシティが狭く事前に予約が必要とのことだったので、2月最初の金曜フリースタイルクラスのレッスンへ出掛けた際に、さっそくH先生にお声をお掛けして鑑賞希望の旨を伝えました。舞姫も、レギュラークラス在籍時は“出演者”としてかかわらせて頂いたスタパフォでしたが、“観客”として鑑賞するのは初めて。どんな舞台になるのか、いろいろ想像を巡らせながら、本番当日を楽しみに待つことにした次第でした。♪

思い起こせば、2012年以来5年振り“スタパフォ”復活。舞姫の記憶に、懐かしい思い出が次々と蘇ってきます。雪が解け始める春先を上演時期に選んだこの企画。大劇場にはない稽古場公演ならではの独特の臨場感と、スタジオならではのアットホームな雰囲気もあって、当時は好評を博し、2010年から3年連続で上演され、一時はスタジオの春の恒例行事として定着するかと思われましたが、2012年の上演を最後に、その後ぷっつりと途絶えてしまいました。スタジオにとっては、年明けから春先にかけては、取り立てて大きなイベントを抱えない“シーズン・オフ”的な時期。たとえ内輪の稽古場公演とはいえ、貴重なシーズン・オフを“舞台の稽古”で奪われてしまうのは、正直なにかと大変だったのだと思います。

当時はレギュラークラス所属だった舞姫、艶やかな衣装を着るわけでもなく、派手な舞台メイクを施すわけでもなく、凝った舞台装置があるわけでもないので、そのぶん出演者としても大劇場公演と比べて色々と手間が省けて楽チンなスタパフォですが、パフォーマンスエリアが狭かったり舞台袖がなかったりなど、大劇場にはない稽古場公演ならではの苦労も多かったことを記憶しています。この“スタパフォ”を通じて貴重な経験を数多くさせて頂いた舞姫ですが、自分の振付作品を上演させて頂いた2012年のスタパフォは、生涯忘れられません(当時の「思い出ドキュメント」は、こちら)。

そして時は流れ、レギュラークラスを退いた舞姫に、こんどは“観客”としてスタパフォを鑑賞する機会が巡ってきたわけでした。なお、玄関が狭く観客全員の靴を収納できない都合上、靴を入れる袋を各自ご用意くださいとのことで、舞姫も当日は大きめのビニール袋を持参して出掛けることに。パフォーマンスエリアに玄関が含まれる都合上、上演時刻を過ぎて以降の途中入場は不可とのことで、余裕を持って少し早めに出掛けた筈の舞姫でしたが、椅子&座布団を並べた客席が設けられて“小劇場”と化したフロアは、既に満席に近い賑わい。どうにか手頃な席を確保して座ると、レギュラークラスのチームメイトから配られた手作り感満載の上演プログラムに目を通しながら、開演時刻を待つことに。♪

やがて“客電”が徐々に落とされ、開演の時刻を迎えました。さすがにレギュラークラスは、どんな状況で何をさせても、カッコよくて美しい。普段のレッスンで通い慣れた“稽古場”でもあるスタジオのフロアも、現実世界からかけ離れた“夢の世界”へと瞬時に変えてしまう。昨年秋に鑑賞したスタジオ発表会のときも感じたけど、不器用でイケてない舞姫がかつて在籍していたクラスだとは信じ難いほど、レギュラークラスのパフォーマンスはとにかく素敵で、舞姫も“夢の世界”に浸って充実した時間を過ごさせて頂きました。なにより、楽しそうな表情が良い。いかなる舞台をも“楽しむ”ことができるのは、ウチのスタジオの強さの“源泉”でもあります。レギュラークラスの楽しそうな活き活きとした表情が、観客の気持ちをも楽しくさせます。♪

そんなわけで、久し振りのスタパフォはレギュラー限定ということもあり、約40分ほどで無事終演。その後は、夜からの大人ヒップホップクラスのレッスンが普段通り行われる都合上、「みなさん、恐縮ですが速やかにフロアを明け渡してください!」とのことで、我々観客も余韻に浸る間もなく身支度を整えて帰宅の途に。おそらくレギュラークラスでは、息つく間もなく毎年恒例の某公演の稽古へと突入し、来たる舞台シーズン到来に備えて多忙な時期を迎えることと思います。レギュラー退いてもうすぐ1年を迎える舞姫は、永遠のシーズン・オフ。これからも、無理のない範囲で金曜フリースタイルクラスのレッスンへ通いながら、“レギュラーOG”として、そして“観客”として、素敵なレギュラークラスの一挙手一投足を見守っていきたいと思います。♪

初めて“観客”として鑑賞したスタジオ発表会。♪

先達て日曜日、舞姫はスタジオ発表会を観に行って参りました。21年間に渡って舞台活動の中枢を担うレギュラークラスの一員として舞台に立ち続けた舞姫が、初めて“観客”として鑑賞する発表会でした。ずっと楽しみにしていた“引退後の観客ライフ”。その最初の機会となる筈だった8月の某公演では、スタッフとして参加することになってしまったため、お気楽に観客としての立場を満喫するまではできませんでしたが(そのときの記事が、こちら)、ようやく念願が叶って発表会では舞台上で躍動するチームメイト達のパフォーマンスを客席から存分に堪能し、舞姫も楽しく充実した時間を過ごすことができました。(^▽^)

会場となったのは、お馴染みの「PORTOホール」。チケットは“全席自由”で、しかもキャパ400名そこそこの小劇場。たぶん開演ぎりぎりに到着したのでは良い席を確保することは難しいと思い、余裕を持って早目に自宅を出掛けた舞姫でしたが、劇場に到着すると、あいにく1Fロビーは既に開場を待つ大勢の人達で溢れていました。さっそく長蛇の列の最後尾に並んだ舞姫でしたが、その後も人は増え続け、舞姫の後ろも瞬く間に長蛇の列と化しました。やがて開場の時刻を迎えて大勢の観客と共にゾロゾロとホール内へ入ると、幸い手頃な座席を確保することができ、公演パンフを読みながら開演を待つことに。

ふと舞台上へ目を向けると、なぜか舞台前方にも、まるで“客席”の如く1列の椅子が並べられています。「おゃ?」と思った舞姫でしたが、開演の時刻が近付いた頃、舞台袖から“私服”を着た出演者達が公演パンフを片手に三々五々と出て来て、舞台上の“客席”へ。程なく、上演中の注意事項を呼び掛ける“前説”がホール内に響き、それに合わせて舞台上の出演者達が“お芝居”を始めました。ほら、映画館へ行くと、本編の上映前に映画鑑賞のマナー喚起のための動画が上映されるじゃないですか。あんな感じですね。うん、いいアイデアだったと思います。マナー喚起のお芝居が終了すると、出演者達は自ら椅子を持って舞台袖へと捌け、客電が一旦落とされ、いよいよ本編の開演となりました。♪

トップバッターは、舞姫が昨季まで在籍したレギュラークラスの作品。タイトルは「夢の世界」。さすが、“スタジオの核”と呼ばれるクラスだけあって、観客を魅了する方法をメンバー達は知り尽くしています。誰もが憧れる“空想科学の世界”の住人達が舞台上で創造するのは、多くの人達の心を掴んで離さない類稀に美しくカッコいい魅惑の空間。「ここに私が残っちゃダメだ」…そう思って昨季限りでレギュラーを退いた舞姫。もし、あと少しだけ引退を先延ばしにして今季もレギュラーに残留していたら…一瞬そんな思いが脳裏をかすめたけど、この洗練された空間のなかで、イケてない舞姫がレギュラーのチームメイト達に混じって踊る姿を想像したら、「いかん、だめだこりゃ」…と、どうにも言葉では表現し難いほどの“違和感”を憶えてしまい、客席で鑑賞してみて、このクラスを退いて良かったと改めて感じた次第でした。(^^;)

舞姫が直前まで稽古に参加し続けた金曜フリースタイルクラスの作品。レギュラー引退後、かつて“駆け出し”時代を過ごした“古巣”でもあるこのクラスへと移った舞姫。7月に発表会の稽古が始まった時点で、既に出演しない意向をスタジオへ伝えていた舞姫でしたが、H先生のご厚意に甘えて、レッスンも兼ねて稽古に参加し、4ヶ月間に渡ってこのクラスのチームメイト達と苦楽を共にしてきました。ちなみに、使用楽曲はJUJU「やさしさで溢れるように」(←YouTubeより)。H先生が、ジュニア世代の若いチームメイト達に「大人のジャズバラードを踊らせたい」と思って選んだといいます。振付も構成も、すべて知るこの作品。これに舞台照明が加わり、チームメイト達が衣装を身にまとったら、どんな作品になるのだろう?…そう思って楽しみにしていた舞姫でしたが、舞台上のチームメイト達はみんな活き活きと煌めいていて、期待通りの素晴らしさでした。♪

そんなわけで、手作り感満載のアットホームな雰囲気、そしてスタジオ自慢の優れたチームワークなど、発表会ならではの魅力を客席から存分に楽しんだ舞姫でありました。途中、音響機器のトラブルで音楽が止まってしまう場面もあって、「あ〜、なんて可哀そうな!」…と思った舞姫でしたが、程なくスタジオ代表者T先生の「最初からやり直します!」という声がホールに響き、仕切り直しされることに。舞台袖へ一旦捌けたメンバー達が、音楽とともに再び舞台上へ飛び出すと、客席も大いに盛り上がりました。アクシデントチャンスに変えたメンバー達。こんなところも、ウチのスタジオの魅力なんですね。そのほか、去る8月の某公演にて上演された2作品も再演され、初演のときはスタッフ参加のため落ち着いて観ることができなかった舞姫も、今回は客席でゆっくり鑑賞することができたので、よかったです。♪

さて、毎年恒例の発表会を無事に終えると、しばらくの間スタジオでは取り立てて大きなイベントを抱えない“シーズン・オフ”を過ごします。レギュラークラスは、来年の某公演の稽古が始まる春の雪解けの季節まで。そして、レギュラー以外のクラスは、来年の発表会の稽古が始まる夏頃までがシーズン・オフです。「オフに野球が上手くなる」…とは、大谷翔平投手の言葉。“基本の身体作り”に心置きなく専念でき、また“舞台の稽古”という“重圧感”から解放されて心身ともにリフレッシュできる“シーズン・オフ”は、次のシーズンを迎えるための大切な準備期間。この貴重な期間を有効活用して、みんな次の機会にしっかり備えてほしいと思います。舞姫が通う金曜フリースタイルクラスでも、さっそく今週から普段通りのレッスンが再開されます。たぶん舞姫は来年も発表会には出演しないと思うけど(汗)、これからもチームメイト達と一緒に地道にレッスンに励みたいと思います。♪

穏やかな秋を過ごしながら。♪

3連休も最終日を迎えましたが、みなさん如何お過ごしでしょうか?この時期、例年なら本番を約1ヶ月後に控えたスタジオ発表会(ここ数年は、11月下旬の上演が定例化しています)の稽古に追われて大変な思いをしながら過ごす舞姫ですが、昨季限りでレギュラークラスを退いた舞姫は、今年の発表会にも出演しない意向を既に表明済みで、舞台の稽古に追われることもなく、至って穏やかな秋を過ごしています。♪

これまで経験したこともなかったような穏やかな日々を過ごしながら、時折ふと思い出すのは、レギュラーで過ごしたハードな日々。舞台活動の中枢を担うレギュラークラスは、年間のうち大半を“舞台の稽古”に追われて過ごします。

スタジオの看板クラスなだけに責任も重く、手掛ける作品数も多かったので、常に稽古では苦労が絶えなかったことは勿論ですが、特に大変だったのは、某公演(ここ数年は、8月末の上演が定例化しています)の稽古と発表会の稽古が重なる8月の1ヶ月間。生粋の不器用で小心者の舞姫は、複数公演の同時並行稽古が大の苦手で、この時期を迎えるたびに七転八倒したことを記憶しています。(>_<)

七転八倒したのは、“稽古”だけではありません。無論、稽古以外にも本番に備えていろいろと進めておかなくてはならない“準備”があるわけで、不器用な舞姫が最も苦心したのが“衣装”。スタジオ貸与の舞台衣装は、おおよその“原型”だけは出来上がった状態で手渡されるのですが、袖や裾の丈など自分の身体に合わせたサイズ直しや、装飾パーツの縫い付けなど、細かい仕上げ的な作業は、出演者各自が自分で施さなくてはならない場合も多く、お裁縫の苦手な舞姫は毎度毎度苦心したことを記憶しています。

自前で衣装を用意したり、あるいは自前の衣服にスタジオ所有の衣装を合わせてコーディネイトする場合もありますが、手持ちの衣類で作品の雰囲気に合ったものを揃えるのも意外と難しく、ない場合は中心街の洋装店や古着店など数軒を巡って探したこともありました。

衣装以外で苦心したのは、“案内状”に伴う作業。舞姫は、舞台の時期を迎えると、自作の案内状チラシを添えたオリジナルのダイレクトメールを、市内および近郊に在住する友人知人宛に郵送することを常としてきて、だいたい本番を迎える日の2週間くらい前までに届くよう作業を進めてきたのですが、これが意外と曲者でして、案内状の文面作成は勿論、リストの作成や宛名書き、切手貼りに至るまで、すべて手作業だったので、本当に大変な思いをしたものでした。

ネット上でも、“舞台情報”のページへ掲載する告知は勿論、“Twitter”にも告知ツイートを投稿したり等、ひとりでも多くの人達に劇場へ足を運んで頂けるよう、工夫を凝らしたことを記憶しています。

そして、まずいことに、おうおうにして本番も押し迫って稽古佳境を迎える時期に、これらの“稽古”以外の準備作業佳境を迎えてしまう場合が多く、本来であればベストな状態で作品を舞台上に乗せるためにも、雑念を取り払って“稽古”だけに専念したい大切な時期に、衣装や案内状、サイト更新など、諸々の準備作業も稽古と同時並行で進めなくてはならず、当然この時期ハードな稽古で疲労もピークに達しているので、本当にクタクタになりながら毎日を過ごしたことを記憶しています…orz

H先生が“スタジオの核”と呼ぶレギュラークラス。股関節疾患を抱える高齢ダンサーである舞姫が、このレギュラークラスの一員として舞台に立ち続けることは、まさに真剣勝負の連続でした。抜群の身体能力&センスに恵まれた若いチームメイト達や、経験豊富なベテランの先生達と、レギュラーの一員として対等に渡り合っていくために、日々リハビリに励み、ハンディに負けない丈夫な身体作りに努めました。

“チーム”の一員である限り、自分の身体は自分だけのものではなく、先生達&チームメイト達との“共有物”。もし自分が故障したり体調を崩すようなことがあれば、チームにも迷惑が及ぶ。自分の身体を守るのは、“舞台人”の重要な義務。だから、体調管理にも気を遣った。ベストな体調で日々の稽古に臨み、気持ち良く本番の舞台を迎えるべく、「守り勝つ」ためのコンディショニングに徹したことを記憶しています。

かねてからの“夢”でもあり“目標”でもあった“50歳シーズン”を、レギュラークラスの一員として無事に達成できたことを機に、昨季限りで舞台を退いて、かつてレギュラー入りする前の“駆け出し”時代を過ごした“古巣”でもある金曜夜のフリースタイルクラスへと移った舞姫。

あれから半年が過ぎ、舞台の稽古に追われて慌ただしく過ごす日々から解放され、当時の舞姫を度々七転八倒させてきた諸々の“稽古”以外の準備作業に追われることもなくなり、競技スポーツ選手並みのストイックなコンディショニングに努める必要もなくなったけど、至って平穏な日々を過ごしながら、レギュラークラスで過ごしたハードな日々を、今更にして懐かしく思い出します。♪

当面の楽しみは、いよいよ来月に迫ったスタジオ発表会を、“観客”として鑑賞すること。舞台活動の中枢を担うレギュラークラスに21年間に渡って在籍し、ひたすら舞台に立ち続けた舞姫は、自分のスタジオの演目を“観客”として鑑賞する機会が殆どありませんでした。だから、これからは“観客”としての立場を存分に満喫しよう…そう思って、引退後の“観客ライフ”を楽しみにしていました。

あいにく、去る8月に上演された某公演では、スタッフとして参加することになってしまったため、お気楽に観客としての立場を満喫するまではできませんでしたが(そのときの記事が、こちら)、いまのところ発表会ではスタッフ依頼の話は聞かないので、たぶん大丈夫だと思います。初めて“観客”として客席で鑑賞する発表会、いまから本当に楽しみです。(≧∇≦)



スタッフとして参加した某公演。♪

もう、かなり以前の話で恐縮です。たまたま観ていたテレビのスポーツニュースに、既に現役引退したあるプロ野球選手(お名前は、うっかり失念してしまいました…汗)が出演していました。引退後、初めて“観客”として球場へ足を運んだときのお話をされていたのですが、売り子さんから買った冷たいビールを片手に、客席でお気楽に試合観戦を満喫したその某選手は、「こんなに楽しいんだ〜!」…と、いたく感激したのだそうです。♪

昨季限りでレギュラークラスを退いた舞姫が、最も楽しみにしていたのが、まさにコレでした。舞台活動の中枢を担うレギュラークラスに21年間に渡って在籍し、ひたすら舞台に立ち続けた舞姫は、自分のスタジオの演目を“観客”として鑑賞する機会が殆どありませんでした。まさか劇場の客席でアルコール片手にダンスの公演を鑑賞するわけにはいかないにしても、これからはスタジオの演目が上演される公演へ足を運び、“観客”としての立場を存分に満喫しよう…そう思って、引退後の“観客ライフ”を楽しみにしていました。

ところが、レギュラー引退後その初の機会となる筈だった毎年恒例の某公演の本番の日を心待ちにしていた舞姫に、思いもよらぬ依頼が舞い込みました。話は、2ヶ月ほど前に遡ります。いつものように、金曜夜のフリースタイルクラスを受けにスタジオを訪ねたときのこと、レッスンが始まる少し前に、H先生から声を掛けられました。某公演の当日スタッフが人手不足なので、協力してほしい…というのです。ちなみに内容は、本番当日の受付や、花束&差し入れ等の整理、雑務等のお手伝いとのこと。

青天の霹靂の如くの“スタッフ”としてのオファーに、舞姫は戸惑いました。なにせ脳内は既に“お客さんモード”と化していて、スタジオのみんなの雄姿を“観客”として客席で鑑賞できることを、本当に楽しみにしていましたからね。無論、裏方スタッフとしての経験は、かつて演劇やってた頃にも若干あるので、初心者さんよりは少しはお役に立てる自信はあります。それに某公演については、長年に渡って“出演者”として携わってきただけに、劇場のお勝手公演の雰囲気も幸い知り尽くしています。おそらくH先生も、そんな舞姫の経験を買って、舞姫のことを信頼してくれて、スタッフとしての依頼をくださったのであろうことを考えると、ある意味では嬉しい限りではありましたが…。

ただ、演劇から離れてダンスに専念するようになって以降、この類のスタッフ経験も久しくブランクがありますし、これまでもっぱら“出演する側”専門だった某公演については、勿論スタッフ経験もなく素人同然なので、右も左も判りません(汗)。不器用で小心者の舞姫なので、要領を得ず却って迷惑を掛けないか心配でしたが、H先生曰く「返事は急がないので、ゆっくり考えて」とのことだったので、即答は避けて暫く考えさせて頂くことに。迷った挙句、1週間後の金曜フリースタイルクラスのレッスン日、舞姫はスタッフのオファーをお受けする旨をH先生に伝えました。チームに片脚突っ込ませて頂けるようなユニット感でワクワクする半面、相当ハードな一日になりそうなので少々不安ではありましたが(汗)、とにかく可能な限りを尽くそうと思い、依頼を引き受けることにした次第でした。

そして、8月28日(日)本番当日を迎えたわけですが、まずは施設の裏手にある通用口から劇場内へ入り、関係者受付を訪ねることに。昨年、既にこのシーズン限りでレギュラーを退くことを密に決めていて「来年からは観客」と思い込んでいましたが、まさか1年後にまたこの通用口から劇場入りすることになるなんて、当時の舞姫は予測もしなかったでしょう(笑)。関係者受付にて、バックステージパス(Back Stage Pass:公演の際、スタッフや関係者のみに配られる通行証)を兼ねたネームプレートを受け取り、当日スタッフさん達の集合場所へ。思い起こせば、昨年はこの関係者受付で“スタッフ”と間違えられてバックステージパスを手渡され、「あ〜、私、出演者です」と告げて、渡されたパスを返して楽屋の場所をおしえてもらったんだっけ。懐かしいです。♪

そんなわけで、緊張のスタッフデヴューとなった今年の某公演でしたが、幸い大きなアクシデントもなく無事終了することができ、ひと安心。あいにく、上演中は舞姫もなかなか持ち場を離れられなかったのもあって、スタジオの先生達やチームメイト達と会って話ができるような機会は殆どありませんでしたが、合間を縫って本番の舞台も少しだけ鑑賞させて頂きました。勿論、みんなとても素敵でした。余談ですが、某先生に舞姫のジャズシューズをお貸ししていまして、各スタジオのトップダンサーが集う選抜作品に、舞姫のシューズを履いて某先生は出演しました。長年に渡って愛用するこのシューズは、いわば舞姫の“分身”です。舞姫の“心”も某先生が舞台へと運んでくれた気がして、鑑賞させて頂きながら妙にワクワクする気持ちを感じた舞姫でありました。

昨年までは“出演者”だったこの公演、スタッフとしての参加は初めてでしたが、貴重な経験をさせて頂きました。レギュラーを退いた当初は、純粋に“観客”として鑑賞できることを楽しみにしていた舞台だったので、スタッフのオファーを頂いたときは戸惑いましたが(汗)、引き受けて本当に良かったと思いました。ただ…正直な気持ちを言わせて頂けば、できることなら来年はチケットを買って正面玄関から劇場に入って、“観客ライフ”を存分に謳歌したいと思った次第ではありました。(^^;)